ウィリアム3世とメアリー2世肖像画
KM#474.2
発行枚数:不明
重量:8.36g
金品位:0.9170
イギリス 1689 ウィリアム&メアリー 1ギニー金貨 PCGS AU50 象と城 のご紹介です。
ギニー金貨の名は、アフリカ・ギニアで産出された金を用いて鋳造されたことに由来しています。それまでの様々な金貨を統一するために1663年に初めて作られ、1816年にソブリン金貨に代わられるまで使用されました。
1688年名誉革命後、議会はオランダ総督ウィレム夫妻(ウィリアム3世とメアリー2世)に共同統治を任せます。
表面:ウィリアム3世とメアリー2世の肖像。 (ギニー金貨で夫婦が配されているのはこのデザインのみ)
裏面:大きな盾に、右上スコットランド、左上フランス、右下イングランド、左下アイルランドの紋章を配し、中心にナッサウの盾。その頂に王冠。
ギニー金貨が鋳造されたのは以下の年表の国王の治世になります。
・1660-1685年:チャールズ2世
・1685-1688年:ジェームズ2世
・1689-1694年:ウィリアム3世&メアリー2世
・1689-1702年:ウィリアム3世
・1702-1714年:アン女王
・1714-1727年:ジョージ1世
・1727-1760年:ジョージ2世
・1760-1820年:ジョージ3世
PCGS社の鑑定画面もご覧ください。現時点でわずかに3枚の鑑定枚数です。
1689-1694年まで、象と城マークありとマークなしの両タイプが製造されています。
1692年と1693年は象マークのみのタイプが製造されています。
今回ご紹介のコインは「1ギニー」金貨です。
ギニー金貨シリーズでコレクションされる方も多く、たくさんのお問合せをいただいております。
中でも今回の『象と城』のギニー金貨は大変人気がございます。
カタログ価格はXF40で7,500ドル、大変稀少なコインです。
際立った人気と稀少性により価値あるイギリスの金貨、美しい輝きとロマンあふれる歴史をこの機会にぜひその手でお確かめください。